年齢を重ねると運動不足になるのは私を含めてみなさん同様な事ではないでしょうか。運動不足になると疲れやすくなりますし、いざ運動しようと思っても直ぐしんどくなって続かない、でも普段の食事は普通に摂ってしまう、結果肥満になり、その結果また動かなくなる。悪いループにはまってしまいます。
でもいくつになっても運動しなくてはという気持ちは湧いてくるものです。
では毎日どの位運動すればよいのでしょうか。
最近読んだコラムを参照にお話ししましょう。
・運動の目安
厚生労働省の「健康づくりのための身体活動基準2013」では、
18~64歳は「歩行またはそれと同等以上の強度の身体活動を毎日60分以上」
65歳以上は「横になったままや座ったままにならなければどんな動きでもよいので、身体活動を毎日40分以上」
行う事を推奨しています。
「歩行以上の強度の活動」の中には、例えばウォーキングやジョギング等も含まれます。
・やり過ぎはあるのか
これはないそうです。
ですから主観的に判断して、ひざの痛みが出たり、疲れがとれにくくなったらやり過ぎと言えるのではないでしょうか。
・1日の歩数
またよく1日何歩歩くのが良いのでしょうと聞かれますが、
2000歩・・・寝たきり予防につながる
5000歩・・・認知症や心疾患、要介護、脳卒中の予防につながる
8000歩・・・脂質異常症や糖尿病、高血圧の予防につなげられる
と言われています。
・まとめ
ですから、年齢や体質に合わせて40分以上、60分以上の身体活動をし、痛みや疲れが出てきたら減量して、無理せず末永く運動して下さい
(早稲田大学 宮地元彦 先生 参照)
