コラムcolumn

骨粗鬆症とビタミンDと日光浴

骨粗鬆症とビタミンD

カルシウムの吸収を助け、骨などの健康にかかわるビタミンD。不足しがちなため、アスリートでは疲労骨折や肉離れ、高齢者では転倒や骨粗鬆症の危険性が高まると言われています。ある整形外科の先生の研究では、コロナが流行し始めた一昨年から運動選手の血中ビタミンD濃度の低下が明らかになってきたそうです。それによると、コロナにより野外トレーニングが日中できなかったのがその原因と考えらえました。

ビタミンDと日光

ビタミンDは日光(紫外線)を浴びることで作られるため、不要不急の外出の自粛や生活スタイルの変化で屋外で日光を浴びる時間が短くなるとビタミンD不足が生じてきます。さてでは「ガラス越しの日光でもビタミンDは作りだせるのか?」。答えはNO!です。日光に含まれる近紫外線には種類があり、ビタミンDを作り出す紫外線はガラス越しでは皮膚に影響を及ぼさないのです。

骨粗鬆症と生活習慣

帽子や手袋で覆わずに10分でも20分でも良いので外に出ることが大切です。日向ぼっこでもよいですから。またどうしても外に出ることを避けたいなら、食事でビタミンD摂取を心がけて下さい。

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